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ネットカフェ急増、「危ない場所」からイメチェン図る

 急増しているネットカフェや漫画喫茶のイメージチェンジが進んでいる。会員制と連動して未成年を有害サイトから切り離し、なるべく個室を少なくして死角の少ない空間作りに力を入れる。ビリヤードや高酸素ルームなどの癒やし空間をねらう店も増えた。「犯罪・非行の温床」という、これまでの一部にあった世間の厳しい視線を打ち消し、一層の市場拡大を狙う。

 東京・池袋。JR駅近くのビル7階にある漫画喫茶「スペースクリエイト自遊空間」。受付で会員カードを示す。カードを作る時には氏名、年齢、住所、電話番号、性別を入力し、店員が免許証や学生証で裏付けをとる。約150店舗を展開する全国チェーンで、会員登録数は約550万人に上る。

 18歳未満だとカードを読み込んだ瞬間、その利用者が座る席のパソコンに制限がかけられる。「フィルタリングソフト」と呼ばれるソフトが起動し、自殺を誘ったり犯罪手口を教えたり、ポルノ画像が出たりするサイトを閲覧できなくする仕組みだ。

 ソフトの開発会社もこうした店を支えている。家庭や企業向けに同ソフトを開発してきた「デジタルアーツ」(本社・東京)。昨年10月、「ネットカフェ用」を売り出した。会員証システムと連動できるのが特徴で、導入先は年内に500店舗に達する予定という。

 フィルタリングソフトを導入した「快活CLUB(クラブ)」は約80店舗で全国展開する。「我々の店から犯罪者を出したくない」と担当者は話す。

 対象は18歳未満だけではない。大人の客に対しても自殺や犯罪を促すサイトからは遮断する。さらに、「密室」になりがちな個室型のブースから扉を撤去して見通しを確保した。それでも18歳未満は仕切りのないオープン席にしか案内しない。

 「うちは郊外で地域の人に何度も使ってもらうビジネスモデル。『ネットカフェに行ってはダメ』と学校で指導されるようでは成り立たない」

 日本複合カフェ協会によると、昨年9月末現在で全国の漫画喫茶・ネットカフェは2737店。市場規模は約2000億円。首都圏を中心に増え、初めて調査した01年から4年間で約730店増。協会は5年後には4000店を突破すると推計する。

 他業種から参入が相次ぎ、これまでの暗くて危なそうな印象を一新し、本格的なサービスを付け加える新タイプのネットカフェや漫画喫茶も登場した。快活CLUBはその好例で、紳士服販売大手AOKI(アオキ)のグループ会社が運営する。

 24時間営業が当たり前となり、サービスも多様化。ビリヤードやダーツで遊ぶコーナーがある店や、マッサージルームやネイルサロン、高酸素ルームなど癒やしの空間を狙った店も登場。シャワールームがある店は、ホテル代わりに使う客から重宝されている。

 イメージが変わり始めただけに犯罪には神経をとがらせる。協会は昨年9月、運営ガイドラインを改正。会員制導入や防犯カメラの設置、ネット犯罪防止策に力を入れるよう加盟店に呼びかけた。

 会員制は18歳未満の入場時間制限や、不正に使われたパソコンの利用者特定などに活用されている。パソコンから利用客の情報を盗まれないため、客が入れ替わるたびにデータを消去する店も増えている。

 加盟店はようやく1300店を超えた。協会の若松修顧問は「自助努力をしなければ深夜営業禁止などの規制を招きかねない。今後も成長していけるかどうか、今が分岐点だ」と話している。


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