スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 トラックバック:- コメント:-

冨田が腹痛に耐え執念の2位!エースの意地見せる

 世界体操選手権第6日(19日=日本時間20日、デンマーク・オーフス)男女の個人総合を行い、男子で80年ぶり2人目の連覇を狙った冨田洋之(25)=セントラルスポーツ=は93.175点の2位で銀メダルに終わったが、日本選手では監物永三以来の3大会連続メダルを獲得した。予選2位の楊威(26)=中国=が94.400点で初優勝、中瀬卓也(23)=徳洲会=は6位。女子は欧州選手権覇者バネッサ・フェラーリ(15)がイタリア選手として初めて女子種目で優勝。黒田真由(17)=レジックスポーツ=は15位だった。





 金メダル以外は“敗戦”でしかなかったが、冨田は執念をみせた。前夜から激しい腹痛。「試合が始まるころが最悪だった」。日本のエースとして心身に疲労が蓄積する中、王座こそライバルの楊威に譲ったが、意地で銀メダルをつかんだ。

 あん馬では旋回の際に手を滑らせたが、耐えて落下を免れた。跳馬ではひねりを半回転減らした。技の価値点は0.4点下がったが、演技の安定を優先させた。最後の鉄棒では団体総合決勝で落下した離れ技のコールマンを成功させた。

 「悔しさよりも、我慢強くできたので、達成感はある。完璧な状態でも、楊威の点数には届かなかったと思う」

 楊威とは1.225点の大差がつき、完敗を認めた。難度の高い技を多用し、「演技価値点」の高さで攻めてきた中国のエースに対し、冨田は演技の出来栄えを評価する「演技実施点」でも下回った。とくにつり輪と跳馬の差が開いた。新採点方式で王座に返り咲くには、演技の難しさと美しさを兼ね備える究極の構成が必要だ。

 「難しいけど、目標にしてやっていきたい」

 21日の種目別決勝ではあん馬、平行棒、鉄棒の3種目に出場する。体操ニッポン復活を牽引する寡黙な男は、2年後の北京五輪を見据え、再び挑戦者となる。


■冨田 洋之(とみた・ひろゆき)
 1980(昭和55)年11月21日、大阪市生まれ、25歳。8歳からマック体操クラブで体操を始め、洛南高でインターハイ2連覇。順大で大学選手権3連覇。01、02年に全日本選手権連覇。03年世界選手権団体総合、個人総合ともに銅メダル。04年アテネ五輪では団体総合金メダル、種目別平行棒でも銀メダル。05年世界選手権で日本勢として31年ぶりに個人総合金メダルを獲得した。得意種目は鉄棒。セントラルスポーツ所属。順大大学院に在籍中。1メートル66、62キロ。



★3大会連続メダル日本選手で2人目

 冨田は2003年銅、05年金に続き、3大会連続のメダル獲得。日本選手では、1970年金、74年銅、78年銀の監物永三以来2人目。外国勢は、92年バルセロナ五輪6冠のビタリー・シェルボ(旧ソ連、ベラルーシ)の91年銀、93年金、94年銅、95年銀の4大会連続が最高。


■新採点方式
 体操の代名詞、「10点満点」が昨年限りで廃止となり、今大会では新たな採点方式をとった。選手の演技構成の難度を反映した「演技価値点」と、演技の正確性などを示した10点満点の「演技実施点」を合計。10点を超える得点が現れる。技の難度は「A」が0・1の価値点。男子は0・6の「F」、女子は0・7の「G」が最高難度に変わった。バランスのいい演技構成とするため、跳馬以外の各種目は要求する5つのグループの要素を選ぶことでそれぞれ0・5点加算し、終末技(フィニッシュ)を含めた難度の高い10個の要素の合計が「演技価値点」となる。



■個人総合
 床運動、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒の6種目をすべて演技し、その合計点で競う。24選手が出場する決勝では、予選の得点は持ち越さない。全種目を高いレベルでミスなく演技する、肉体的、技術的な総合力が問われる。日本勢は五輪、世界選手権で6人の金メダリストを輩出。各種目の難度が高くなっている近年は、得意な数種目に特化したスペシャリストが増え、個人総合に挑む選手は減少傾向にある。

★イタリアから初!15歳フェラーリ「金」…女子個人総合

 昨年優勝で予選1位のメンソル(米国)が右肩故障で欠場し、大混戦となった女子個人総合決勝を制したのは、15歳の欧州女王フェラーリだった。平均台で落下したが、最後の床運動ではトリノ五輪でフィギュアスケート金メダルの荒川静香が使用した歌劇『トゥーランドット』の音楽に乗ってG難度の新月面宙返りを決め、逆転に成功。「得点を見たら、逆転可能と思った。最後が得意の床だったし、スーパーカーのように抜き去ったわ」。フェラーリの名は伊達じゃない。イタリア女子で初の金メダリストは舌もなめらかに笑顔を振りまいた。


◆黒田真由
「順位を上げることができてびっくり。予選よりも段違い平行棒と床運動の点数が伸びてよかった。昨年の(種目別決勝に残った)経験があったので緊張せずにできた」




スポンサーサイト

スポーツ トラックバック:0 コメント:0

<< ノムさん仰天プラン!ドラ1・田中の背番号は占いで決定!? | ためコムTOP | 高速道料金「高い」が半数超=ETC割引、利用率2割-内閣府調査 >>












管理者にだけ公開する

ブログパーツ QLOOKアクセス解析
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。