将棋ソフトがアマ全国大会で活躍 予選突破し16強に
パソコン用の将棋ソフトが、アマチュアの全国大会でベスト16に――。25、26日に東京で開かれた第18回アマチュア竜王戦に特別出場した将棋ソフト「激指(げきさし)」がこんな活躍を見せた。実力はアマ四、五段レベルと言われていたが、強豪とも引けを取らない実力を証明した。
「激指」(開発者・鶴岡慶雅さん)は今年5月の第15回世界コンピュータ将棋選手権で優勝。今回は招待され、各都道府県予選を勝ち抜いた54人に交じり、出場した。
予選と決勝トーナメント1回戦は、持ち時間各40分、使い切ると1手40秒未満で指すルール。対局は盤駒を使い、鶴岡さんが、パソコンに相手の指し手を入力し、「1秒間に50万手読む」という激指が示した指し手の通りに駒を動かすという方法で進められた。
予選リーグを2連勝で勝ち抜き、決勝トーナメントに進出。1回戦は中盤のねじり合いから優位を築いて快勝し、ベスト16入りを決めた。しかし2回戦では力戦模様から一貫性のない指し手が目立ち、完敗。快進撃は止まった。
「1勝できればと思っていたので、驚いています。定跡通りなら互角に渡り合えましたが、定跡から外れた時にどうまとめていくかが課題です」と鶴岡さん。激指に敗れた大阪府代表の小川英二さん(35)は「甘い手をやってくるかなと期待していたが、想像以上に強かった。悔しいですね」と話していた。
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