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三菱ふそう ハブ破損、想定外の続発 交換基準見直しも

 三菱ふそうトラック・バスの大型トラックの前輪ハブで、同社が想定した走行距離や交換基準以下の摩耗でも破断や亀裂が相次いで見つかっている。実際の使用環境と事前の想定が違った結果、強度に余裕がなくなった可能性が浮上しており、リコール(回収・無償修理)に至らなくても、同社が交換基準の見直しを強いられる事態にもなりかねない。ただ、車の寿命が長くなるなかで、亀裂を招くとされる要因はいくつもあり、どう影響したかの解析は容易ではない。

 問題となっているのは「F型」と名付けられた鉄製ハブ。95年7月から05年まで大型車に装着された。さらに02年に横浜市で起きた前輪ハブの破断で外れたタイヤが直撃して母子が死傷した事故をきっかけにした04年のリコールでは、F型以前のハブより強度が高い交換品として使われた。

 同社は当時、2割の過積載、0.8ミリの摩耗、車輪を固定するナットを基準の1.6倍の力で締め付けても走行距離100万キロは亀裂が発生しないと説明。国土交通省もこれを認めていた。

 しかし、鹿児島県で10月、走行距離約92万キロでハブが破断。摩耗は約1.2ミリ、締め付け力は1.6倍だった。

 すでに作業を終えた96~98年製の同型車94台の詳細点検と244台の大型トラックの重点点検でも、走行距離約87万7000キロ(昨年9月時点、現在不明)~105万9000キロの4台のハブで亀裂が確認された。うち2台は摩耗が0.68ミリ、0.74ミリと同社の整備基準で定める交換基準(0.8ミリ)以下。ただし、締め付け力は3.6倍以上と2.2倍だった。

 基準以下の摩耗で亀裂が生じたことについて同社は「考えていた条件では想定していなかった。前提の是非を含めて見直さないといけない」(長谷川直哉品質保証本部長)とし、今月中をメドに技術的検証を進めている。原因が設計・製造段階の不適切さだと明確に分かればリコールとなる。

 一方、点検では摩耗、締め付け力が基準以上で100万キロ以上でも亀裂がないものも次々と見つかっている。

 今回点検した9割以上の車両で締め付け力の測定値が規定以上で、過剰な締め付けが常態化している可能性もある。ただ、締め付け力を正確に把握することは難しい。

 同省は、(1)基本的な強度に問題がないか(2)実際の使用環境をどう織り込んだ設計・製造だったか(3)適切な点検・交換が行われるように知らせ、実施を徹底させる取り組みが十分だったかどうかがポイント――と指摘。早急に技術面の検証を進め、適切な対策を講じるように指示している。

     ◇

 〈キーワード:ハブ〉 車軸と車輪をつなぐ金属部品。微細な亀裂がすぐに破断につながる可能性は低いとされるが、そのまま走行して破断すると車輪がブレーキドラムごと外れることが多い。02年1月、横浜市で、走行中の三菱自動車製トレーラーから外れた車輪(直径1メートル、重さ140キロ)の直撃を受けて母親が死亡、一緒にいた男児2人もけがをした。

 この事故に絡み、ハブの強度について国交省にうその報告をしたとして、三菱ふそうの元会長らが道路運送車両法違反(虚偽報告)の罪に問われ、検察側は罰金を求刑、元会長らは無罪を主張している。


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