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日食ファン来襲? 身構える島 鹿児島・十島

 09年7月22日、46年ぶりに日本国内で見られる皆既日食を巡って、人口約700人の鹿児島県十島(としま)村が悲鳴を上げている。6分間の天文ショーを見るために、世界中から数千人の見物客が訪れる可能性があるためだ。村は対策会議をつくって受け入れ態勢を検討中だが、村の七つの島を結ぶ村営フェリーは週2便しかなく、宿泊施設や水・食料の調達など問題は山積。「世紀の6分間」に向けて、4年越しの準備が続いている。

 皆既日食が見られるのは奄美大島の北にある十島村のトカラ列島。周辺の離島でも観測できるが、時間は半分ほどだ。なかでも人口約80人の悪石(あくせき)島は、午前10時53分から6分25秒と、国内で最も長く皆既日食が見られるスポットだ。

 国立天文台によると、「5分を超える皆既日食は珍しく、さらに日本国内で観測できるのは非常にまれ」という。前回日本で観測されたのは北海道で、63年7月21日だった。09年の次は35年だが、観測できるのは3分弱という。

 皆既日食には、天文ファンだけでなく、世界各地を渡り歩くマニアもいる。村が調べたところ、今年3月29日にアフリカで観測された皆既日食には、エジプトの町に日本人約300人を含む約7万人が訪れたという。

 村は「前代未聞」の観光客数に対応するため、役場の職員23人の約半数をあてて「皆既日食対策会議」を立ち上げた。

 最も頭を痛めているのは観光客の輸送手段、宿泊、水・食料の調達だ。

 トカラ列島唯一の交通手段は、週2便運航している定員200人の村営フェリー。島の港湾は小さく、大型船は接岸できない。村は村営フェリーでピストン輸送するほか、新たにフェリーのチャーターを検討中だ。

 7島には民宿が計26軒があるが、収容できるのは計315人。村企画観光課は「上陸してもらわないと島に金が落ちない。かといって、収容できる人数には限界がある」といい、約3000人分のテント村を設営して乗り切ろうとしている。

 島内には食堂がなく、水道も住民分を賄う給水能力しかない。観光客が自炊したり地元が炊き出ししたりする選択肢や、ミネラルウオーターの販売、簡易トイレのレンタルも検討している。

 外部の知恵を借りようと、今夏にはインターネットでアンケートを実施した。全国から約700人が回答。中には皆既日食を見に海外へも足を運んだ人も多く、「マニアはどこへでも行くので不便は覚悟」「英語の案内も必要」「ゴミ問題の対策を」といったアドバイスから、「ハブにかまれる事故も考慮して」など様々な要望が届いた。

 また、回答者のうち4割は「日食を通じてトカラ列島を初めて知った」と答え、「トカラ列島で日食を見たい」という人は8割に上った。

 村は「トカラ列島を知ってもらうには皆既日食は絶好の機会だが、たった6分間のために島のインフラを整備するのは無理。全県的な支援を頼みたい」と話している。


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