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更年期症状に効く乳酸菌を発見 食品に応用へ

 食べ物による更年期症状改善の主役は、大豆イソフラボンから腸内細菌がつくる「エクオール」とみられるようになってきたが、大塚製薬はエクオールをつくる乳酸菌を発見、体内から取り出すことに成功したと発表した。日本人の半数はエクオールをつくる腸内細菌を持たないといわれ、そのために大豆を食べても効果がなかった人には朗報になるかも知れない。食品にも応用可能なエクオール産生菌を取り出したのは世界で初めてだ。

 エクオールは、女性ホルモンと似た構造を持った物質。通常は大豆イソフラボンの一種であるダイゼインを腸内細菌が分解してでき、更年期症状の改善や乳がんの予防などに役立つ可能性があるとされる。ただ、日本人の約5割、欧米人の約7割はこうした分解菌を持たず、大豆イソフラボンを食べてもエクオールにまで分解できない。

 今回見つかった乳酸菌は、ダイゼインからエクオールをつくることができる。加熱すると死んでしまうため、冷たい飲み物やヨーグルトなど低温の食品に混ぜて腸に届けることが考えられるという。

 共同研究をした国立健康・栄養研究所の渡辺昌理事長は「この乳酸菌を使えば、アレルギーで大豆が食べられない人でもダイゼインと一緒に取ることでエクオールを摂取できるようになるかも知れない」と言う。


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