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拒絶反応減る万能細胞 余分な染色体除去 京大助教授ら

 病気や事故で傷ついた体を補う再生医療に使った時に拒絶反応が起きにくい「万能細胞」を、京都大再生医科学研究所の多田高(たかし)助教授らのグループが作った。マウスの胸腺細胞に、様々な組織に育つ可能性を持つ胚(はい)性幹細胞(ES細胞)を融合して「万能性」を持たせ、融合した細胞から拒絶反応の原因となるES細胞側の染色体を丸ごと取り除いた。5日発行の米科学誌ネイチャー・メソッズに発表した。

 ES細胞は、神経や心筋など様々な組織に育つ可能性があるが、受精卵を壊して作るため、倫理的な課題があった。多田さんらは、すでにあるES細胞と患者自身の細胞と融合させれば、新たに受精卵を壊さずに拒絶反応が少ない万能細胞が作れると考えた。

 しかし、融合した細胞中にES細胞の遺伝情報が残存するため、拒絶反応を起こす芽がまだ残っていた。そのため、染色体を除去するための特殊なDNAの断片(カセット)を開発。このカセットをES細胞に混ぜ、胸腺細胞と融合させた後、酵素で処理すると、ES細胞の遺伝子を染色体ごと除くことができた。

 まだ、実際に除去したのはマウスでは40本ある染色体の一部だが、多田さんは「すべての染色体を取り除ければ、拒絶反応がない万能細胞になる」と話す。

 今年8月に別のグループがES細胞に特徴的な遺伝子を皮膚細胞に組み込んで、万能細胞を作り出すことに成功しているが、今回の成果は、別の方法でも同じような能力を持った細胞が作れることを示したといえる。

 同研究所の中辻憲夫所長は「卵子や受精卵を使わず、患者自身の細胞を利用したオーダーメード治療の研究へ道を開くものだ」と話している。


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