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北海道の竜巻、アメダスが発生とらえる 風の急変を観測

 北海道佐呂間町で9人が死亡した竜巻被害で、現場近くのアメダス(地域気象観測網)が、竜巻による風の変化を刻々ととらえていたことがわかった。被害が発生したとみられる7日午後1時半には、わずか10分の間に東風が西風に急変しており、竜巻が猛スピードで通り抜けたことを裏付けている。気象庁は、竜巻の被害を受けたことがない「空白域」と言われるこの地域で、なぜ竜巻が発生したのかのメカニズムの解明を進める。

 このアメダスは、被害現場から約1.5キロ北東にある「佐呂間」地点。10分ごとに気温、風速、風向を記録している。

 記録によると、7日正午から午後1時までは、南寄りの風速2~3メートル(10分平均)の風が続いていた。動きだすのは、午後1時10分。10分前に南の風2メートルだったのが、東南東の風3メートルに変わった。1時半には東南東の風は8メートルまで強まり、これが最大風速となっている。

 このころ、竜巻が集落を襲い、被害を出している。10分後、風向きはまったく逆の西南西の風4メートルに変わった。

 竜巻は、反時計回りの渦を巻きながら移動していたとみられる。1時半には、竜巻が佐呂間の南にあったため東寄りの風が吹き、10分後には佐呂間の北に達したため、西寄りの風に変わったと、気象庁はみている。

 雷雲の速さから、竜巻は時速約80キロ程度で通り過ぎたらしい。アメダスは10分平均で記録するため、風速8メートル程度に平準化されたとみられる。

 この10分後には、14・8度だった気温が一気に14.0度まで下がった。寒冷前線が通過し、寒気が一気に入ってきた可能性が高い。

 気象庁が8日まとめた中間報告によると、住民への聞き取り調査などから、午後1時20分ごろから30分にかけて、漏斗雲を伴った竜巻が南西から北東に向かって進んだ。

 集落から約600メートル離れ、標高が100メートル高い丘の上には、木の柱やトタン屋根が落ちており、竜巻の激しさを物語っていた。


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寒冷前線発達、時速80キロの積乱雲 北海道の竜巻

 「屋外のガスボンベが壁を突き破った」「バケツをひっくり返したような雨が降ったかと思うと、今度はその雨が空に吸い上げられた」

 いずれも現場周辺の目撃者の証言だ。これほどの突風をもたらしたのは、発達した積乱雲だ。 札幌管区気象台によると、7日正午ごろ、北海道内は寒冷前線の通過に伴い、大気が不安定になった。午後1時前、北見市付近に高さ7000~8000メートルにまで達した積乱雲ができた。1時間に80ミリ以上の激しい雨を伴ったとみられる雷雲は、時速約80キロの速さで北北西に進み、午後1時半、佐呂間町の上空に達した。

 積乱雲が発達する過程では、空気の激しい対流が起きている。上昇気流は渦状の竜巻を、下降気流はダウンバーストをもたらす。

 気象庁は「突風の原因がどちらかは、被害状況や風の方向など現地調査してみないとわからない」としている。気象研究所の専門家らを8日に派遣する方針だが、住民が渦巻いて上昇する風を見ていることから竜巻の公算が大きいようだ。

 積乱雲がここまで発達したのは、寒冷前線の西側から零下36度の冷たい空気が流入し、東側の地上の暖かい空気とぶつかり、大気が不安定になったためらしい。

 佐呂間の最高気温は午前11時40分に18.4度。平年に比べ9度も高い9月下旬の陽気だった。前線を挟んだ激しい気温差が対流活動を活発にし、雷雲を発達させた。

 昨年12月に山形県のJR羽越線で電車が脱線し、5人が死亡した突風も寒冷前線の通過に伴う積乱雲によってもたらされたとみられている。

 気象庁の永沢義嗣・主任予報官は「日本海沿岸では暖かい海水の影響で積乱雲が発達し、突風が発生しやすい。今回のようにオホーツク海では珍しく、地形の影響も含めて詳しく原因を調べたい」と話している。


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北海道・佐呂間で突風 9人が死亡、22人けが

 7日午後1時過ぎ、北海道佐呂間町で突風が発生し、同町若佐のトンネル工事の建設会社の事務所や宿舎、付近の民家などが直撃を受けて全半壊した。壊れた建物の下敷きになった工事関係者ら9人が死亡、22人が重軽傷を負い、病院に運ばれるなどした。雲にまで達する空気の渦が音を立ててゆっくり移動する様子が目撃されており、突風の原因は竜巻とみられる。札幌管区気象台は「竜巻かダウンバースト」と発表、8日にも現地調査して詳しい原因を調べる。気象庁によると、死者9人の被害は、データが残っている1961年以降で最悪。

 政府は首相官邸に情報連絡室を設置。溝手防災担当相は調査のため現地入りした。警察庁の午後5時半現在のまとめでは、建物は全壊が15戸、半壊17戸、一部損壊19戸。また約630世帯が停電したという。現場付近の工事関係者や住民計56人が町立武道館に自主的に避難した。

 死亡した9人は、トンネル工事を受注していた鹿島を中心とした共同企業体(JV)と下請け業者の社員ら。2階建ての事務所兼宿舎2棟の2階部分が突風で吹き飛ばされた。当時、そのうちの1棟の2階で打ち合わせが行われていたといい、死亡した人たちの多くは2階にいた可能性が高い。

 目撃者によると、雲から白っぽい尾を垂らした竜巻状のものが、青いトタン板を高く舞い上げながら、町の中を500メートルほど移動していたという。幅は70~80メートルあったとみられる。また家屋の被害は帯状に広がっていた。


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